更新日:2021年08月30日

無袋梨の魅力とは/犬飼農園(鳥取県)

犬飼さんの梨

生産者イチオシ!無袋梨の魅力

梨を愛する梨農家、犬飼さん

犬飼さん

鳥取県中部、鳥取湾を見渡す丘陵にある犬飼農園で栽培している梨は、どれも瑞々しく甘さたっぷり。「毎年の楽しみです!」とのお声もいただきます。
園主の犬飼さんは梨農家の次男に生まれ、約30年前に梨を作る畑を求めて鳥取へ移住。
「梨が果物の中で一番おいしいから、梨農家をしています」というほど梨が大好きです。
梨の色味はもちろん、食べて味を確認し、犬飼さん自身が満足できる梨だけを収穫しています。
美味しい梨を作る秘訣は「食べること」という犬飼さん。「毎日梨を食べることで、梨の状態はもちろん、自分の中にある『一番おいしい梨』の味も確認しています」と、その語り口から熱い想いが伺えます。

梨農家がたどり着いた「特別な梨」

本当に大事なのは見た目ではなく味

無袋梨

梨を愛する犬飼さんが、自信を持って「イチオシ」と語るのが無袋梨。
無袋梨とはその名の通り、袋掛けをせずに育てた梨のこと。袋掛けをしない分、表面に「さび」と呼ばれる斑点がついたり、傷がついたりと見た目は少し悪いけれど、太陽の光をたっぷり浴びた梨は、甘みを蓄え、格別のおいしさに。
一般的に無袋梨は病気を防ぐために有袋栽培梨に比べて農薬散布回数が多くなりがちですが、犬飼さんは「美味しさだけでなく、安心もお届けしたい」と農薬をできる限り抑えて栽培しています。

無袋二十世紀梨

無袋二十世紀梨

二十世紀梨は、「梨の中でもっとも多汁」と評されるほどのジューシーさと爽やかな酸味が特徴の青梨です。その一方、一般的な二十世紀梨の糖度は10度前後と甘みは控えめです。
しかし、犬飼さんの無袋二十世紀梨の糖度はなんと13~14度!深い甘みと青梨の酸味が合わさり濃厚な味わい。シャリッと心地よい歯触りとともに、正に絶品の梨です。
鳥取県が一大産地として有名な二十世紀梨ですが、実は病気に弱く、雨が多い鳥取県では無袋栽培が難しい品種。そのため周囲の農家さんは皆、袋掛けをしています。しかし犬飼さんは「作るんだったらやっぱりおいしいものでないと、と思っています。手間はかかるけどとにかくおいしいから、続けない理由がない」と無袋栽培にこだわっているのです。

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