更新日:2019年10月28日
ふっくらつやつや 新米
のんた長州米
手をかけすぎず、植物の力を育む米作り
山口市仁保の秋川牧園近く、40ヘクタールの田畑を従業員3人と一緒に栽培する徳原さん。祖父の代より続く農家で、子供の頃から機械いじりが大好き。農機器を扱ううちに、自然と農業の道を歩む事に。農薬を使わずに米を作ることは雑草との闘い。草取りになるべく労力をかけないよう、水の管理をしっかりと行い、草に負けない稲を作ります。水田に引き込む水は山から流れてくる谷川の水。「山から田まで民家は少なく、隣の畑はゆめファーム。きれいな水で健全に育ってくれました。」と徳原さん。今年の強台風にも倒伏せず、たわわに稲穂を実らせていました。
倉重さんのお米
始まりは「家族に食べさせたいお米」
日本最大のカルスト台地、秋吉台のほど近くで倉重さん家族が愛情込めて育てるお米。冬季湛水(とうきたんすい)という管理法を行い、冬の間も水を張った田は、土ごと発酵して草の根が腐り泥土となる事で雑草を抑制し、生えた雑草種子や虫を採食する水鳥が飛来したりと生物多様性が保たれています。山間地にある水田は寒暖差が大きく、倉重さんの山を源泉とする湧水を引いて育ったお米は食味抜群で、食味コンテストでは常に上位を獲得しています。
コシヒカリ西京の恵
天日乾燥のはぜかけ米
秋川牧園の和牛生産者、佐伯さんと地域の都濃自然米グループの皆さんが棚田で育てたコシヒカリ。肥料には安心・安全の飼料で育った秋川牧園の和牛の牛糞や鶏糞などから作った堆肥を入れ、はぜかけで天日乾燥。旨味がギュッと凝縮されます。今年は5月の水不足や夏の高温障害※、更に9月後半には台風が立て続けにやってきて、はぜが倒れたりもしましたが、再度立て直してしっかり天日乾燥。手間を惜しまず作られた毎年人気のお米です。
清流こだま米
きれいな水が美味しさの源
お米のおいしさを左右する条件の一つ、水。標高500m前後にある水田では島根県の霊峰、大万木山から沸く名水と寒暖差がおいしさを生み出します。水管理には田に水センサーを設置し、その情報をスマホで逐一チェック。水田の水温が高くなれば水を引き温度を下げます。おかげで高温障害も害虫の被害もない、例年どおりのよい出来で、おいしいお米をお届けします。
炊き立ての白米と一緒に!
炊き立ての新米はそれだけでごちそう!新米の甘み、香り、粘りを味わった後はシンプルなご飯のおともで更においしく!