更新日:2018年05月12日

冷凍食品第3工場が完成!/秋川牧園(山口県)

山口県山口市、秋川牧園本社敷地内にある、冷凍食品第1.2工場の横に冷凍食品第3工場が3月にめでたく完成しました。稼働を始めたばかりの内部を皆様にご紹介します。

昨年11月は、まだ土台と足場の骨組みのみでした。(左) 竣工式の様子(右)

焼鳥など「焼き物」製品を強化

第3工場では、焼鳥などの「焼き物」製品を中心に製造。今までは「揚げ物」製造の傍らで「焼き物」を製造していましたが、今後は第3工場で焼き物製品を主に製造することで、より効率的に生産し、商品のラインナップも強化していく計画です。

効率化された製造ライン

第1・第2工場から、必要な機械を第3工場に移し、より効率良く製造できるよう製造ラインを組み直すとともに、新たな設備も導入して生産力の強化をしています。熱風によって焼鳥などを焼く機械は今までの倍の長さに伸ばし、一度により多くの処理ができるように。

今までは一台(白矢印部分)しかなかった焼く機械。内部ではファンが回り、高温の熱風を当て加熱。さらに、スチーム機能により、つくねなどをふっくらと焼き上げます。

さらに、焼き終えた先にも新たに導入したトンネルフリーザー( 急速凍結する機械)が。以前は、焼いた後に冷凍庫へ運び入れて凍結していたので時間がかかっていましたが、第3工場からは、一直線上で、焼く②凍結が出来るようになり、製造がスムーズになりました。

トンネルフリーザー

真空包装機を導入

今回、新設備導入において特にこだわったのが、自動真空包装機。重量を測りながら包材に凍結した焼鳥とタレを充填後、そのまま真空包装機に乗せるだけで、真空・圧着が自動的に行われ包装が完了できるようになりました。製造部の柏木曰く「様々な機械メーカーを当たり、秋川牧園の工場に合う性能を探し出しました。以前は人の手で行っていた作業でしたが、機械で行えるようになったことで、以前の1.5倍は生産性がアップ。製造スタッフからも、作業分担がシンプルでわかりやすくなった、と好評です」。

さらに期待に応えられる生産力へ


第3工場は稼働を始めたばかりですが、製造スタッフも徐々に新しい製造現場に慣れ、手際良く作業が出来るようになってきています。さらに効率を高め、また、新たな工場の性能を活かして焼き物などの商品を幅広くし、お客様に喜んでいただけるよう繋げていきたいと考えています。新たな工場増設で、生産力をより強化した秋川牧園を今後もどうぞお楽しみに!

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