更新日:2017年05月06日
ようこそ!ヒヨコ達/小鯖農場(山口県)
秋川牧園本社から車で約15分、山口市と防府市の境にある小鯖地域に新たな養鶏場ができ上がりました。長さ約100mの真新しい鶏舎に初めてひよこ達が入るとのことで伺ってみました。
新しい農場の完成!
新鶏舎では、ひよこ達が快適に住むことができるように、ふかふかのおが屑を敷く作業があります。
作業当日は雨が降りだし、おが屑は水分を含み、ずっしりとした重みに。なんとか作業が完了し、鶏舎一面にひよこ達のふかふかのベッドが準備されました。
ひよこ達、初めて鶏舎の中へ
おが屑敷きから一週間後、ついにひよこ達が新鶏舎へやってきました!ひよこ達は前日に孵卵器で孵ったばかりで、この日が初めての外界。鶏舎内は孵卵器の温度(約36℃)に近づけるためヒーターを焚き、30℃以上に。成長につれて徐々に自然の気温に慣れさせます。
ひよこ達を入れたケースをトラックから降ろし、バケツリレーの要領で鶏舎に運び入れます。かわいいひよこをたくさん見られるとすごく楽しみにしていた私。ところがどっこい!真夏並みの暑さの鶏舎内、さらにつなぎを着てマスクもしているので、動けば動くほど汗が滝のように流れてきます。厚手のつなぎも、汗じみが出来るほど…。合計2万羽を超えるひよこ達を運び終わり、ほっとしたのも束の間、次は中腰になってひよこ達をケースから出す作業に。
足元のひよこを踏んでしまわないよう細心の注意を払いながら、あまり同じ場所にかたまらないように放します。
ケースから出たひよこ達は初めて見る世界に最初は驚いているように見えましたが、それも束の間。すぐに、探検したり、つっついたり、寝転んだりし始めました。
好奇心旺盛でとてもかわいいひよこ達、これから大切に育てていきます。
小鯖農場第一期生のひよこ達。これから約2ヶ月間、たくましく育ってね。
NewFace! 小林さん
『自信の持てる、重みのある仕事がしたい!』そんな想いから秋川牧園に入社した現在24歳の小林さん。以前は山口県の酒蔵で蔵人をしていました。「麹をつくる麹室では30度以上の中で作業をしていたので、体力には自信があります。山口さんに迷惑かけないようにがんばりたいです。」