更新日:2017年04月01日
開発室へようこそ!/秋川牧園(山口県)
もともと卵の生産から始まった秋川牧園。その後鶏肉事業も始まりましたが、人気のある部位とそうでない部位があり、「そうでない部位を何とか美味しく食べてもらえないだろうか」という思いで冷凍食品事業がスタートしました。チキンナゲット、からあげ、チキンカツといった人気の商品も生まれ、秋川牧園にとってなくてはならない存在となりました。おかげ様で少しずつ販売数も増え、「あまったお肉で冷凍食品を加工する」ということがなくなり、最近では上記の商品のように皆様に末永くご愛顧いただく商品を生むことを目指し商品開発に取り組んでいます。
開発担当 金子さんに聞いてみました!
Q:思い入れのある商品は何ですか?
「どの商品も思い入れがあるから選びきれないわ~。」と笑顔で応える金子さん。そんな中でも特に、選りすぐって選んで頂いた商品がこちら!
ピリ辛チキンバー
手作りで木の型を作り、試作を重ねた結果食べやすいスティック状の形が完成しました。現在工場では木枠を基に作った樹脂製の枠組みを使用しています。
当時は今のチキンナゲットのような形か丸型しかなく、スティックタイプは斬新な形だったんです。
手羽元ゆずこしょう焼き
ゆずこしょうを使用するにあたり、辛すぎたり、パンチがなかったりと辛さの丁度いいバランスに仕上げるために何度も試作を重ねた一品。手羽元のジューシーさとゆずこしょうのさわやかな味わいが引き立つ一品です。
いろいろ使える鶏つみれ
つくね、ハンバーグ、はさみ焼き、鶏だんごスープなどいろいろ使える!他の冷凍食品に比べさっぱりした味に仕上げているので、どんな料理にも合わせやすくなっています。しょうがはペーストを使用せずに、小さくカットして程よく食感を残すことでつみれをが風味良く仕上がりました。「いろいろ使える鶏つみれ」は当初冬までの販売の予定でしたが、皆様にたくさんのご愛顧を頂き、年間通して販売させて頂くこととなりました。今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願いいたします。
開発担当からのメッセージ
柏木:「お母さんが作るような味付けで作っているから素材のよさが分かる味わいになっています。私も長く秋川牧園の冷凍食品を開発のために試食していますが、飽きがきませんね。それほど、素材のよさを活かした味付けにこだわっています。」
金子:「冷凍食品に使っている調味料は全て家庭の台所にあるものだけで作っています。だから、家庭の味わいが出せているんです。素材のよさを活かした味わいをお召し上がりください。」