更新日:2012年09月04日
ばっちりおいしいバッチ式/あきかわ牛乳(山口県)
秋川牛乳がおいしい理由
秋川牛乳がおいしい理由の一つ。それがバッチ式釜での低温域殺菌。 一般的な牛乳の殺菌は超高温短時間殺菌と言われる120度〜135度 で1〜3秒加熱する方法。加熱された金属プレートの間に通された管を牛乳が通過すると殺菌されるといった方法で、効率よく連続して殺菌ができるため、多くの乳業メーカーでこの方法が採用されています。 高温で殺菌すると牛乳は腐りにくくなる一方、牛乳に含まれるビタミン類の一部が破壊され、栄養価が低下すると言われます。また、大きな特徴はその高温による”コゲ臭”。高温で殺菌された牛乳は独特の香りが付き、牛乳本来の香りとは異なってしまいます。
一方私たちの秋川牛乳は「バッチ式」と言われる釜でゆっくり加熱する 方法で殺菌しています。バッチの語源はかまどの事。かまどに薪をくべて釜に入れた牛乳を木べらで混ぜながらじっくりじっくりかき混ぜる、『アルプスの少女ハイジ』のおじいさんのような昔の酪農家スタイル。二重構造の特別な釜でゆっくりゆっくり湯煎をするように温めて、おおよそ75度位で15分程度加熱して殺菌します。このじっくり低温域で殺菌された秋川牛乳は牛乳本来の甘いような優しい香りと風味が楽しめるのです。