更新日:2014年02月25日

チェルノブイリへ行きます!

●秋川牧園社員がチェルノブイリの現地調査へ!
syokuhintokurasinoanzenこの度、独自の調査情報を月刊誌で発信している市民団体「NPO法人 食品と暮らしの安全基金」(代表著作に『食べるな危険!』などの書籍あり)が3月に主催する『チェルノブイリ及び近隣地域の調査ツアー』に秋川牧園のスタッフ1名が同行参加することになりました。

 

 

 

●チェルノブイリの地から食を考える
ukuraina1986年(昭和61年)4月26日、ソ連ウクライナ共和国西部のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子炉爆発事故、いわゆるチェルノブイリ原発事故の被害の大きさについては皆様のご存じのことと思います。福島原発事故に直面した現在の日本においては、チェルノブイリの見せる姿は以前のそれとは変わってきており、私たち秋川牧園でも、日々食品の放射能汚染と向き合う中で、チェルノブイリ事故由来であろう食品の汚染と対峙したり、一方、放射性物質を体内に取り込まないための工夫や食品の考え方、食べ方などチェルノブイリの事例から学ぶことも大変多く、その位置づけは年々大きくなっているように思います。一つ注意したいのは、チェルノブイリは「過去に終わったこと」ではなく、今現在も被害が続く「進行中の場所である」ということ。進行中であるからこそ、ここから学び、日本の未来がどうあるべきか、どんなことができるのかをもっともっと考える必要がありそうです。

●現地の生の声を聞きたい!
今回のツアーでは、「食品と暮らしの安全基金」が以前に実施した「痛み」に着目したウクライナ調査(非汚染地域とされる地域でも実は子供の健康状態が悪化しており、その食事からセシウム137 の多い食材を抜いたところ、症状が改善したというレポート)のその後を取材。自給自足が基本のウクライナの田舎で農地に化学肥料を投入し、作物中の放射性物質を減らす取り組みの経過報告、原発事故の映像を世界に初めて流したマカレンコ氏(チェルノブイリ連盟)の講演や小児がん医療の現場、チェルノブイリ原発見学など、盛りだくさんの内容です。しっかり見聞きし、今後レポートを含め有益な情報を皆様にお伝えしたいと思います。
※「食品と暮らしの安全基金」による過去の調査報告は「食品と暮らしの安全基金」HP等でご確認ください。

●見てきて欲しいこと、聞いてきて欲しいことをリクエスト下さい。
siryouウクライナ(チェルノブイリ)へ行くに当たり、現地を線量計で測ってみたり、放射能測定用の検体を入手するなどの予定はしておりますが、その他に皆様からのリクエストにお応えできればと思います。日程の制約などがありますので、出来ることは限られますが、ご意見を参考にさせていただきたいと思います。連絡メモ又は以下のHPのメールフォームからお知らせください。尚、通信、レポートなどで報告させていただきますので、個別にお返事は出来ません。また、宅配の会員の方のご要望を優先させていただきますこと、悪しからずご了承ください。どうぞよろしくお願いします。

リクエストフォーム(2014年3月8日まで)

リクエストの受け付けは終了しました。

※只今、ウクライナの政情が不安定な状況です。現時点では、渡航に問題はないと考えておりますが、危険と判断される場合は、今回の渡航は見合わせとなりますこと、ご了承ください。

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