量を搾ることが目的ではなく、追い求めているのは質。
牛が食べるものは、めぐりめぐって人の体に入ります。
だからこそ、そこに向き合うことは秋川牧園の使命だと思います。
快適な空間を提供します
秋川牛乳の生産地『むつみ牧場』ではホルタイン種とジャージー種の乳牛を飼育しています。牛舎に牛をつながず、自由に歩き回れる『フリーバーン式』を採用。風通しのよい牛舎の中で、牛たちは思い思いの場所で餌を食べたり、快適なおが屑の上で眠ったり。時には広い牧草地に出て、のんびり散歩しています。
また、暑い夏にはミストや扇風機などで暑さ対策。寒い冬には敷材が常にフカフカになるよう交換頻度を高めたり、寒さが苦手な仔牛には特別にヒーターを設置するなど牛一頭一頭が快適に過ごせるようストレスの少ない環境を整えています。
愛情たっぷり手作りごはん
乳牛に与えるのは、秋川牧園の安心・安全にこだわった飼料。搾乳期間中に与える配合飼料のとうもろこしと大豆は、遺伝子組み換え原材料の混入を防ぐため分別生産流通管理したものに特定。とうもろこしは、収穫後農薬不使用(PHF)のものを使用しています。
さらにむつみ牧場では、2011年から自給飼料の生産にも取り組んでいます。より安心安全な飼料を追求した結果、行き着いたのは「自分たちの手でつくること」。耕作放棄地を開墾することから始まり、現在では、隣接する約6ha(東京ドームの約1.3倍)の畑で牧草を育てるまでになりました。毎年春と秋には牧草を刈り取り、ラップを巻いて約2カ月発酵。「サイレージ」と呼ばれる、保存性だけでなく栄養価も高い、牛たちが大好きな手作りごはんを作ります。
一頭一頭にそそぐ愛情
むつみ牧場の牛たちはとても人懐っこい性格。牧場長が近付くと、とてもうれしそうに側に寄ってきます。牧場スタッフは牛それぞれの年齢や性格、さらに食事量や食事内容、出産回数など何でも頭に入れ体調の変化や出産のタイミングも見逃すことがありません。
搾乳時には一頭ずつ、乳房についた汚れをきれいな布で優しく丁寧に拭いてから搾乳を始めることで、牛乳自体の雑菌数を減らすとともに、乳房に雑菌が付き牛に負担をかけないように気を遣っています。搾乳量もその日の牛の状態を見極めながら適切な量に調整。一頭一頭のことを大切に考えています。
秋川牧園の
牛乳の基準
- 生産者は、秋川牧園の牧場「むつみ牧場」が責任をもって生産。
- 搾乳期間中に与える配合飼料のとうもろこし・大豆は、遺伝子組み換え原材料の混入を防ぐため分別生産流通管理したものに特定しています。
※飼料について、外部から導入する牛のそれまでの期間は除きます。 - とうもろこしは、収穫後農薬不使用(PHF)のものを使用しています。
- 牧場周辺の農地を活用して、自給飼料の生産にも取り組んでいます。
- 殺菌は、75℃15分間以上、ゆっくりと時間をかけ殺菌します。
- 連続式ではないバッチ式の殺菌方法で製造しています。
- ホルスタイン種、ジャージー種の2種類の乳牛を飼育しています。
産地情報
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山口県
農場数 1
農場紹介
むつみ牧場(山口県萩市)
山口県萩市、夏はひまわり畑に囲まれ、冬は雪に覆われる、のどかで牧歌的な山あいにあるむつみ牧場。牛は常時牛舎につながず、好きなところで眠ったり、広い牧草地を散歩したり、のびのび自由に育てています。また耕作放棄地を活用して飼料の一部を自ら栽培し、より安心安全な飼料の生産にも取り組んでいます。牧場で働くスタッフはしっぽを見ただけで、どの牛かが分かるほど、1頭ずつ愛情を注いで大切に育てています。
おためしセット
そだてる
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