更新日:2016年06月20日
秋川ヨーグルトができるまで<総集編>
▼秋川ヨーグルトの製造の様子はこちらから! ▼
秋川ヨーグルトのお届けが始まって約3か月。お手元に届くまでに、秋川牧園の製造現場では様々なドラマがありました。 秋川牧園の社員全員が「納得!」して生まれた「秋川ヨーグルト」は、どのようにして開発されたのか!? これまでにご紹介した、発売にいたるまでの開発話を合わせたダイジェスト版でお送りします。
「秋川さんのプレーンヨーグルトが食べたい!」
「プレーンタイプのヨーグルトはないの?」お客様には以前からそんなお声を頂いていました。とはいえ、秋川牧園にはヨーグルトの製造工場がありません。他社に製造を委託するという案が浮上する中、どうにか自社で作れないかと、あきかわ牛乳・秋川健社長を中心に開発担当者が立ち上がりました。
自社でヨーグルトを作るためには牛乳工場の限られたスペースを有効活用する必要がありました。そのため市販のような紙容器でなくアルミパウチを作る工房にしようというアイデアが浮かびました。アルミパウチにすることで軽量で簡単に開けられること、またフタをチャック式にすることで、一度開封した後でも密閉しやすいという差別化も生まれました。
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試作は数ヵ月以上!社員全員が納得のいく味わいに。
ヨーグルト作りは温度管理や乳酸菌のバランスがポイント。菌が働かない、酸味や風味のバランスの見極めが難しいなど最初は思ったようにはいきませんでした。牛乳を使ってヨーグルトを製造している第一人者に話を聞く等して試作を繰り返す日々。試作は数ヶ月以上にわたり、試食は秋川牧園社員一丸となって行いました。
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そして、社員ならではの辛辣な声を反映しながら試作を繰り返し、ようやく開発スタッフ全員が「これでいこう!」と納得いく味わいに仕上がりました。
ヨーグルトづくりは温度管理が重要!!
ヨーグルトづくりは温度管理がとても大切なんですが、実際にどのようにしているのか?
詳しく見てみましょう!
最初の温度は上の図のように違いますが、湯と牛乳の温度が42~44度になった時点で菌を入れます。 最初は水の温度の方が低いですが、水の温度が牛乳の温度より高くなってしまうこともあるので注意が必要です。
水の温度が牛乳の温度と同じになったところで水を止め、温度を一定に保たないと、菌がうまく働かず美味しいヨーグルトになりません。 人の目が必要なため気が抜けない作業です。
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発売開始から2ヶ月が経ち、皆様への認知もじわじわと広まってきたこの頃。「待ってました!」「とてもおいしい!」との ご感想をいただき、製造スタッフの元気の源になっています。
<あきかわ牛乳工場スタッフより>
(写真左:秋川健社長)開発するのに苦労しましたが、自信を持っておすすめできる商品です。後味はあっさりながらもコクがあるヨーグルトを皆様の食卓のお供いさせて頂ければ幸いです。
(写真右:スタッフ徳永)「今年入社です。家が近所だったことから、小さいころから秋川牛乳を飲んでいました。牛乳製造も行っていますので、美味しい牛乳作りからヨーグルトまで皆様の健康をサポートします!」
長く愛される商品になるよう、これからも安心&おいしいヨーグルトをお届けしていきたいと思います!