更新日:2015年12月22日

新しいヨーグルトの開発がはじまりました! その③

新しい秋川ヨーグルトの開発プロジェクトの様子を、開発担当の梅村がお伝えいたします!

今日は、ヨーグルトの製造方法と、乳酸菌の特徴をご紹介します。
ヨーグルトは、原料となる牛乳を40℃程度、ほんのり温かくしたところに乳酸菌を加え、よく混ぜ合わせて発酵させ、冷やしたら完成!
しかし簡単に作れるものではありません。

この40℃というのがポイントで、この温度の牛乳に乳酸菌を加えると、元気に気持ちよく発酵してくれます。
しかし熱に弱いため、40℃を超えると、乳酸菌は死んでしまいます。
逆に、人間はマイナスの世界では凍死してしまいますが、乳酸菌は凍ってしまうだけで死ぬこともなく、効果も減ったりしないそうです!

下の写真は、温度を一定に保つことができる水槽で、乳酸菌を加えた牛乳をじっくり温めている様子。この段階はまだまださらっとした液体状ですが、4~5時間そのままの温度を保ってから冷却することで、酸度が上がり、粘度が増しておなじみのとろっとしたヨーグルトになります。

加温中、ヨーグルト

ぬくぬくと温まっています。

試作段階の今は、1Lという極少量ずつ、ボトルを使ってさまざまなパターンのヨーグルトを試作しています。

乳酸菌を加えた後の加温時間によって、出来上がりにどの程度の差が出るのか…また、前回お伝えした菌の配合による違いを含め、検討しているところです。

新しいヨーグルトがみなさんの食卓にお届けできるのは来春の予定です。もうしばらく楽しみにお待ちください!

 

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