更新日:2018年12月08日
無農薬・無化学肥料のお野菜
こんにちは!食育指導士のうっきーです。
「食育ふむふむ」今回のテーマは
「無農薬・無化学肥料のお野菜」
戦後、近代農業の中で化学肥料がたくさん使われるようになり、結果として農薬の使用も増えてしまいました。虫を殺すための農薬は、同じ生き物である人間には無関係と言い切れるのでしょうか。
また、最近の研究で、腸内細菌をはじめとする多くの常在菌が人の健康に大きく関わっていることが明らかになっています。その常在菌の多くは土壌菌由来だと聞きます。私たち人間が「土」とつながっているのなら、土も生きていてこそではないでしょうか?「生きた土」を作るには、無農薬・無化学肥料がかかせません。
健康のために食べるお野菜に農薬がかかっていても大丈夫か?
命と繋がっているからこそ、やっぱり
「口に入るものは間違ってはいけない。」
「無農薬は分かるけど
無化学肥料ってなに」?
うっきーは秋川牧園でお勉強をするまでは、農薬はなんとなく怖いと思っていたけど、肥料まで考えたことはありませんでした。
化学肥料を使いすぎると、過剰になった養分N(窒素)が毒性があるという硝酸態窒素になって野菜の中に残る・・・・知らなかった!
土の中に住んでいる微生物は、化学肥料ばかりでは数が減っていきます。微生物が少なくなると土の養分が減ってくるので、さらに化学肥料を投与する・・化学肥料をたくさん使うと、虫が増えるので農薬も増える・・・この悪循環で土はどんどん痩せていくといいます。
食育に「身土不二」という言葉がありますが、これを直訳すると「人の体と土は二つには分かれない」という意味で、土と私たちの命が繋がっているという言葉です。
口に入るものは
間違ってはいけない
昭和初期、初代 秋川房太郎がいつも家族に語りかけたというこの言葉は、今この時代までしっかりと受け継がれ、秋川牧園の核をなす信念となっています。
そして今やこの言葉は、社内だけではなく、利用いただく購入者の皆様の心にも浸透しています。
毎日の生活に欠かせない「食」。いのちをつくり、いのちを守る「食」。
それを今一度見つめ直し、あなたの生活、ひいては地球の未来について考えてみませんか?