更新日:2017年06月15日
食育ふむふむ 環境ホルモン
微量でも影響があるというから怖い。秋川牧園なら安心して食べられます。
安心安全ミニ講座「食育ふむふむ」 。
こんにちは!食育指導士うっきーです。
- 食育指導士うっきー西本葉子です!
今回のふむふむは、環境ホルモンについて。
環境ホルモンとは、「内分泌かく乱物質」の呼び名です。
1980年頃から世界各地で動物の異常の原因が進み、1996年に出版された「奪われし未来」という本で広く知られるようになりました。自然環境に排出された化学物質が生物の体に入り込み、「偽ホルモン」として作用することで、様々な以上を引き起こします。野生動物におけるメス化するオスや精子数の減少などの問題が知られています。
※環境省(庁)では1998年より内分泌攪乱化学物質問題への対応方針を固めた。
現在では、環境ホルモンへの新たな対応方針「エクステンド2016」を策定。
試験対象とする物質の拡大に加え、カエルなどを使った試験法の開発を盛り込み、対策を強めている。
環境ホルモンの人体への影響はまだまだ未知のことが多く、研究段階の状態です。しかし、その影響は発がん性リスクと違って、1gの10憶分の1という極微量でも現れることから、慎重にならざるを得ません。また、胎児期における脳の発達に、化学物質が悪影響を与えるとの報告との関連も気になります。
環境ホルモンの代表選手はPCB、DDT、ダイオキシンなどの有機塩素系の物質。秋川牧園では、飼料への残留農薬の研究により、0.001ppm以下という自主基準をクリアしてきましたが、図らずも環境ホルモンへの対策となりました。やっぱり
「口に入るものは間違ってはいけない。」
ですね。
口に入るものは
間違ってはいけない
昭和初期、初代 秋川房太郎がいつも家族に語りかけたというこの言葉は、今この時代までしっかりと受け継がれ、秋川牧園の核をなす信念となっています。
そして今やこの言葉は、社内だけではなく、利用いただく購入者の皆様の心にも浸透しています。
毎日の生活に欠かせない「食」。いのちをつくり、いのちを守る「食」。
それを今一度見つめ直し、あなたの生活、ひいては地球の未来について考えてみませんか?