更新日:2017年05月11日

食育ふむふむ 過酸化脂質

諸悪の根源「過酸化脂質」、そのメカニズムを知って食生活を見直そう!

安心安全ミニ講座「食育ふむふむ」 。

こんにちは!食育指導士うっきーです。

食育指導士うっきー西本葉子です!

食育指導士うっきー西本葉子です!

今回のふむふむは、過酸化脂質について。

過酸化脂質は、コレステロールや中性脂肪といった体内の脂質が活性酸素で酸化されたものをいいます。「酸化した油」というと古い食用油のイメージがありますが、実際には紫外線やストレス、農薬や放射性物質、添加物など体に有害なものが入ってきた時に体内で出来てしまいます。シミ・しわ、アトピーやアレルギー、脳卒中、動脈硬化、心筋梗塞、ガンなどの原因にもなると言われています。

過酸化脂質

過酸化脂質

※脂質の適量について

厚生労働省による日本人の食事摂取基準において、脂質の1日の摂取目安は成人に必要なカロリーの20%程度。(現在の日本人の平均は24%)脂質の量にすると40グラム程度になるのですが、肉や魚など食品中に含まれている脂質や、加工の際に使用される食用油など見えない油に要注意!

また不飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸(オレイン酸など):多価不飽和脂肪酸(α-リノレン酸・DHA・EPA)の割合は「3:4:3」が理想と言われています。

肉や魚、どちらの脂質も体には必要です。ご家庭で使う食用油は、オレイン酸の多いオリーブ油や、α-リノレン酸とリノール酸のバランスが良い国産菜種油がおすすめです。

==== ひとくちコメント ====

厚生労働省の国民栄養調査では、日本人の平均的な摂取カロリーは年々減っている一方、肥満率は増加の一途というデータがあります。これは食べる内容が問題という事。食事の欧米化や加工食品の普及で、日本人の脂質の摂取量は戦後から増え続け、メタボによる様々な生活習慣病が蔓延しています。それらの病気は、体内の脂質が過酸化脂質になったことで引き起こされています。

体に過酸化脂質を増やさないためには、脂質の摂取を減らす、添加物など有害なものを避ける、抗酸化作用のあるビタミン豊富な野菜を食べることが重要となります。

やっぱり「食べ物半分、食べ方半分」ですね。

口に入るものは
間違ってはいけない

昭和初期、初代 秋川房太郎がいつも家族に語りかけたというこの言葉は、今この時代までしっかりと受け継がれ、秋川牧園の核をなす信念となっています。

そして今やこの言葉は、社内だけではなく、利用いただく購入者の皆様の心にも浸透しています。

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それを今一度見つめ直し、あなたの生活、ひいては地球の未来について考えてみませんか?

選ばれる理由

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