更新日:2023年05月01日
雨の日も、畑はつづく。
Report–雨の日も、畑はつづく。
野菜がすくすく育って欲しいから、
雨の日も、風の日も、私たちは畑へ向かいます。
ゆめファームの今日このごろ
春先、ゆめファームの畑へ
菜の花が咲く4月上旬、山口県萩市むつみにある秋川牧園直営の野菜生産農場「ゆめファーム」へ。乳牛を飼育するむつみ牧場の周りにゆめファームの野菜畑は広がっています。
雨の中の畑仕事
この日は小雨。春といっても、雨が降るとむつみの気温はぐっと季節が戻ります。農場スタッフは雨に濡れ泥だらけになりながら大根の間引きに勤しんでいました。この春はむつみの畑だけで約1万本の大根を育てています。間引き作業では1箇所に2、3株植えておいた中から育ちが良さそうな1株だけを残し抜いていきます。株同士の間隔が広がり、大きく育ちやすくなるのです。
むつみ地域は火山郡に囲まれた地域。土の粒子が大きく、晴れが続くとふかふかな土ですが、雨で湿るとずっしりとしてきます。長靴に土がへばり付いて足元が重くなる中、大きくなりそうな株を残し、1つ1つ地道に間引いていきました。
畑もそろそろ梅雨じたく
梅雨入り前にしておくこととは?
そろそろ梅雨に向けての準備が始まります。「まずは、畝(うね)の間の雑草を刈らんとね」と、村田農場長。
暖かくなり雑草との格闘が今年も本格化。野菜を植える畝には『マルチ』と呼ぶ黒いビニールをかけ、太陽を遮断することで雑草の成長を抑制しています。
しかし、マルチがかからない畝と畝の間は雑草も生え放題。そのまま放置すると、収穫作業もできないほど伸びてしまううえ、野菜に吸収してもらいたい土の栄養分を雑草が奪ってしまうので、こまめに刈っておかなければならないのです。
ゆめファーム農場長 村田より
畑では失敗することもたくさんありますし、私たちのやり方は効率と無縁ともいわれます。でも、自分達が日本の農業を守っていかないといけないという使命を持って日々取り組んでいます。近隣に耕作放棄地があれば開墾して農地を増やし、麦やビールのホップ、原木椎茸など、今まで栽培してこなかった品目にも積極的にチャレンジしてきました。これからも色々なことに挑戦しながら安定した生産ができるよう努力して参ります!
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