更新日:2020年09月15日

たんぱく質、足りてますか?

豊食の現代で「栄養失調」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、過剰なダイエットやメタボ予防のために太りそうな「肉」を避けた結果、カロリーは十分でもたんぱく質が不足している人が増えているのだそう。すぐに病気になることはありませんが、たんぱく質は筋肉や骨、臓器から髪の毛の他、ホルモンや酵素、免疫体など、私たちの身体の様々な部分を作る材料なので、毎日十分に摂取する必要があるのです。

 

 

良いたんぱく質とは?

 

たんぱく質を構成するアミノ酸は、体内で生成できるもの以外に、食品から摂取するしかない必須アミノ酸があります。たんぱく質の合成にはこの9種類の必須アミノ酸全てが必要で、どれか1つでも不足するとその量に合わせてたんぱく質が作られます。この必須アミノ酸のバランスの良さを数値で表したものが「アミノ酸スコア」。最高値を100で表すと、なんと肉類はこの数値が100!
その中でも牛肉の赤身には鉄分も多く、脂肪燃焼効果が期待されるカルチニンも含まれており、健康に気を付けたい方には最適の食材。
食卓に牛肉を上手に取り入れてみませんか?

 

たんぱく質は心と体を作る栄養素

たんぱく質の不足は筋肉量の低下だけでなくメンタルの不調にもつながる可能性が。たんぱく質は 脳内の物質(幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や「ドーパミン」など)の材料にもなっており、お肉を食べると美味しく感じるのはこのおかげかも。
落ち込んだ日はお肉を食べてみると気持ちが回復するかもしれません。

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